イギリス留学で結果を残す 取得できる資格と学位

イギリスで取得できる資格と学位

GCSE General Certificate of Secondary Education

義務教育が終了する16歳で受ける統一試。約30の試験科目から自分の適性や能力に合わせて8～10科目を選んで受験し、過去2年間の該当科目の成績も合わせてA～Gの7段階で評価されます。受験義務はありませんが、この試験の結果はその後の進学や就職の際の選考基準として重きをおかれ、その結果がその後の就職や進学に大きく影響してきます。

GCE-AS（General Certificate of Education- Advanced Subsidiary Level）及びGCE-A2 Level（General Certificate of Education – Advanced Level）

この試験は一般的に「A Level」の名前で呼ばれており、日本でいう「高等学校」レベルの教育修了資格にあたる。カリキュラムは通常2年間で、1年目終了時のGCS-ASでは4～5科目、2年目のGCE-A2レベルでは更に3～4科目に絞って受験する。生徒は自分の希望する大学学部の入学条件を念頭にしてAS/A2 Levelの科目選択を行う。結果はA（最高）からE（パス）までアルファベット順に評価され、この結果により進学する大学・学部か決まる。

NVQ National Vocational Qualification

一般に、工業高校のような高等教育機関で、学生に特殊な仕事の技能を身につけさせることを目的としています。NVQs（National Vocational Qualifications）の資格は、イギリス産業界において実際に必要とされる技術を習得するもので、5つのレベルに分かれている。一方

GNVQ General National Vocational Qualification

GNVQsは専門分野の知識・技術を全般的に身につけるもので、NVQより専門的でないが、こちらは3つのレベルに分かれます。

HND Higher National Diploma

産業・職業に深くむすびついた専門技術の教育に重点を置く通常2年間コース。コース修了後は学士号課程の3年目に編入することも可能です。

Foundation degree

ビジネス・産業界のニーズに応え、様々な専門分野おける技術者養成を行うことを目的に大学とつながったカレッジで行われる二年間コース。履修後には学士課程編入の道も開かれる。

Bachelor’s degree

学士号のことだが、日本の4年制と異なり、イギリスでは通常3年間で取得できるが、専攻によっては4年間になるものもある。

Master’s degree

修士号のこと。学部課程と同じ、或いは近い専攻であれば、通常一年間で取得できる。もし学士号と分野が違う専攻であれば、最初の1年間にディプロマコースを受けることになるので、修士号取得まで2年間かかる。